コスパ最強の節約は「固定費を極限まで下げる」こと。
具体的にやることは
- 定期的で大きな支出(固定費)を
- 1度の手間で
- 必要最小限に抑える
これだけ。
ex) 家賃・車・保険・通信費(Wi-Fi,スマホ)・光熱費(基本料) など
逆に、以下ような変動費は無視でOK
- 臨時の出費
- 小さな支出
- 節約に毎回手間がかかること
ex) 冠婚葬祭費・食費(スーパー)・日用品・光熱費(利用料) など
もくじ
[前提]固定費・変動費って?
固定費とは ←節約のターゲット
この記事では「固定費」を
- 定期的(毎月など)な支出で
- 金額が大きい
こんな出費という意味で使っています。
最初の手続きこそ面倒ですが
- 1度の手間で
- 大きな節約効果が続く
のが特徴なので、節約のターゲットです。
変動費とは ←ちまちま節約してもコスパ×
固定費以外は「変動費」と考えてOK
臨時の出費(冠婚葬祭など)はもちろん、「食費・日用品・光熱費(利用料)」も変動費です。
そして、変動費の節約はコスパ×なのでやめましょう。
たとえば、以下のような節約のこと。
- 10円安い卵を買いに、隣町のスーパーまで行く
- 特売品を買いだめする
- 電気をこまめに消す
こんな涙ぐましい努力をしても、効果は月に数百~数千円ほど…
そして、不自由な生活を続けないと節約効果も続かないので、変動費の節約はコスパ悪すぎなんですね。
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固定費削減のメリット5つ
変動費と違って、固定費の節約には多くの魅力があります。
- 節約できる金額が大きい
- 収入アップより簡単
- 「固定費1万円ダウン」は「給料1万円アップ」より価値がある
- 1度の手間で、節約効果がずっと続く
- やれば誰でも同じ効果がある(再現性が高い)
[1]節約できる金額が大きい
節約と聞くと、以下のような変動費をイメージしがち
- 食費:年40万(月3万5,000円)ほど
- 光熱費:年10万(月8,500円)ほど
でも、固定費の「家賃・車・保険」は、それぞれ食費と同じ~2倍以上のコストがかかっています。
通信費のスマホ代も、月8,000円なら年10万ほど。
これが4人家族なら…恐ろしい金額になりますね。
このように、固定費は元の金額が大きいので、節約できる金額も大きいのがメリット。
[2]収入アップより簡単
- 月1万円、収入アップ↑
- 月1万円、支出ダウン↓
どちらも「家計を月1万円黒字にする」という意味で同じです。
それに比べて「月1万円支出を減らす」のは、めちゃくちゃ簡単。
支出を減らすのは
- 自分1人で完結しますし
- 行動すればすぐ実現できます
簡単なのだと、今日中にネットで手続きするだけの節約もあります。
[3]「固定費1万円ダウン」は「給料1万円アップ」より価値がある
収入の手取りって、給料から税金・社会保険料が引かれた残りですよね。
つまり、「固定費1万円ダウン」≒「給料1万2,500円アップ」ってこと。
こう考えると、より固定費削減のモチベーションになりますね。
[4]1度の手間で、節約効果がずっと続く
固定費の節約は
- 最初だけ手間(解約・契約などの手続き)がかかるけど
- その後は何もしなくても、節約効果がずっと続く
つまり、最初のめんどくさい段階さえ超えれば、「これまで通りの生活」で自然と節約できちゃうってこと。
変動費の節約だと、毎日必死こいて
- こまめに電気を消して、薄暗い中生活して
- スーパーのチラシを見比べて、ハシゴして
- 冷水で食器洗いをしても
月の節約額はたった500円とか。
…やってられませんね 笑
[5]やれば誰でも同じ効果がある(再現性が高い)
固定費の節約は
- 誰でも
- 同じ手順をするだけで
- 同じ結果が出ます
副業・投資で稼ぐより、めちゃくちゃ再現性が高いんですね。
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固定費削減の要注意ポイント2つ
メリットの多い固定費削減ですが、取り組むときに注意すべきポイントもあります。
- QOL(生活の質)を犠牲にしない
- 固定費を甘く見ない(年間コストを計算しよう)
[1]QOL(生活の質)を犠牲にしない
固定費削減をするときは、QOL(生活の質)を落とさないことが一番大切。
無駄な保険を解約しても、日々の生活は変わりません。
スマホを「ドコモ→格安SIM」に変えても不自由しませんでした。
電力会社を乗り換えると、これまでと同じ生活で電気代が安くなります。
節約のために「生活レベルを落とす」のは本末転倒なので、絶対NGです。
[2]固定費を甘く見ない(年間コストを計算しよう)
月に数千円の固定費でも、年間では数万円に膨れ上がるので、甘く見てはいけません。
たとえば
- 6万円の買い物
- 月額5,000円の契約
この2つだと、6万円の買い物は「ちょっと高いなー」と感じるのに、月5,000円だと「まぁ…いいかなー?」みたいになりませんか?
月5,000円でも、年間だと6万円の支出ですが、実感が薄れると思います。
このように、固定費だと金額が小さく感じてしまうんですね。
なので、固定費を考える時は「年間いくらかかるのか」を計算して、冷静に判断すべきなんです。
まとめ:節約は固定費だけでOK
コスパ最強の節約は、固定費削減です。
具体的にやることは、家・車・保険・通信費(Wi-Fi,スマホ)・光熱費(基本料)などの
- 定期的で大きな支出(固定費)を
- 1度の手間で
- 必要最小限に抑える
これだけ。
- 元の金額が大きいので、節約効果も大きい
- すぐに実行できる
- 誰でも同じ結果が出て、簡単
と、メリットだらけです。
逆に、変動費は
- ずっと手間がかかって
- QOL(生活の質)が下がるのに
- 節約効果も小さい
なので、無視してOKでした。
固定費削減は、誰でもすぐに結果がでるからこそ、1日でも早く行動するのが大切です。