学生~社会人にかけて勉強で結果を出してきた僕が、「自宅で勉強」がダメな理由を解説します。
- 私立大(薬学部)の公募推薦入試:1位
- センター試験:90%ほど
- 国立大(薬学部):GPA3.5以上
- 薬剤師国家試験:85%(65%以上で合格・偏差値70ほど)
- 働きながら、簿記3級・FP3級に90%以上で合格
このように、大学入試・大学での勉強・資格試験のどれでも、まずまずの結果を出してきたので、高校生~社会人まで幅広く参考になるかと。
もくじ
【結論】宅勉は「ホワイトノイズ耐性」がつかないのでNG!
当たり前ですが、自宅は自分・家族以外の音がほとんどありません。
そのような恵まれた音環境だと、ホワイトノイズ耐性がつかないのでNGです。
「ホワイトノイズ」
→あらゆる周波数成分を同等に含む雑音。(デジタル大辞泉より)
この記事では、ざっくり周囲の環境音という意味で使っています。
ホワイトノイズ耐性が低いまま試験本番に突撃すると、他人の音が集中力を妨げて本来の実力を発揮できません。
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勉強目的と、伸ばすべき能力2つ
勉強目的:得点力を上げる
伸ばすべき能力:
- 基礎学力
- ①を本番で発揮する力
勉強目的は、得点力を極めること
勉強目的は「合格すること」ですよね。
伸ばすべき能力2つ
得点力を極めるには
- 基礎学力
- ①を本番で発揮する力
を伸ばすのが必須。
※②の「①を本番で発揮する力」には、
- 試験中のタイムマネジメント
- ホワイトノイズ耐性
などが含まれます。
単純に “勉強” といえば、「①:基礎学力」ばかりに注目が行きがち。
でも、ちゃんと結果を残すためには、「②:①を本番で発揮する力」も同じくらい重要です。
では、①・②どちらも伸ばすには、どうすれば良いのでしょうか。
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勉強場所:自宅か、自宅以外か
勉強場所は、人によって
- 自宅
- 学校
- 自習室
- 公立図書館
- カフェ・ファミレス
など、好みが分かれますが、ざっくり分けると
- 自宅
- 自宅以外
になります。
自宅 ← NG
集中を逸らす誘惑も多いですが、環境さえ整えれば最強なのが自宅。
自宅での勉強だと、勉強で伸ばすべき能力2つのうち
- 基礎学力 → ◎(効率よく身につく)
- ①を本番で発揮する力 → △(置き去りになりがち)
というように、アンバランスになるんですね。
その原因こそが、環境が快適すぎてホワイトノイズ耐性がつかないからです。
自宅以外 ← GOOD
一方で自宅以外だと、勝手にホワイトノイズ耐性が身につきます。
学校・自習室だと同年代が頑張っていますし、公立図書館・カフェ・ファミレスだと世代も利用目的もバラバラな人がたくさん利用していて、それぞれ音を発していますよね。
なので、そういったホワイトノイズの中で自分のペースを保って集中する力が磨かれます。
より具体的な勉強場所の使い分けは、↓の記事にまとめました。
まとめ:「自宅以外」で「ホワイトノイズ耐性」を身につけよう
- 勉強の目的は「合格すること」
- 合格するには「得点力を極める」ことが必要
- 得点力を極めるには「①:基礎学力」「②:①を本番で発揮する力」をバランスよく伸ばすべき
- ②には、タイムマネジメント・ホワイトノイズ耐性などが含まれる
- 勉強場所はざっくり分けて「自宅」or「自宅以外」がある
- 「自宅」は①を伸ばす効率は良いが、②のホワイトノイズ耐性をつけるのは難しい
- 「自宅以外」なら、勝手にホワイトノイズ耐性も身につく
だから、メインの勉強場所は「自宅以外」にしよう! が結論。
大事な試験直前は、感染症対策の関係で「自宅以外」→「自宅」での勉強に切り替える人も多いです。(僕もそうでした)
おまけ:耳栓・イヤホンもやめよう
ホワイトノイズ耐性をつけるために、周囲の音をイヤホンでシャットアウトするのも、できるだけ避けましょう。
※「集中したいけど、周囲がどうしてもうるさい…」なら、ピンポイントでイヤホンを使うのはOK
音楽を聴きながらの勉強は
- そもそも効率が落ちる
- 試験本番、音楽が聴けなくて落ち着かない
- ホワイトノイズ耐性も落ちる
と、デメリットの方が多いです。
耳栓も大抵の試験で使用NGなので、頼り過ぎないようにしましょう。
以上、参考になれば幸いです。
得点力をトータルで極めていきましょう!