OWS大会に初出場した経験から、『持ちものリスト一覧』を解説。
その中で特に
- 持って行って(持っていけば)、便利だったもの
- 持って行ったけど、不要だったもの
の詳細もお伝えします。
簡単に、僕の経歴はこんな感じ↓
- 競泳歴(幼・小・中・高)あり
- OWS初参戦(2021/7) → タイム:26分30秒/1,500m
- 海・ウェットスーツはダイビング(初級ライセンス取得時)の経験のみ
プールで行われる水泳大会なら
- 水着
- ゴーグル
- キャップ
- スイムタオル
- 現金
これらさえ持っていれば大丈夫ですが、舞台が海になるとかなり変わってきますよー。
OWS大会の『持ちものリスト一覧』
ざっと全てを挙げると、以下のようになります。
【ウェア】すべて使い慣れたものを準備!
- 水着
→2枚あれば万全 - ウェットスーツ
→トライアスロン用のもの
※禁止の大会もあり - ゴーグル
→OWS用(視野が広い)がベスト - キャップ
→シリコン・メッシュはお好みで
※大会から配布される場合もあり
【浜で待機中に使うもの】砂・寒さ・紫外線を防ぐ
- レジャーシート【砂対策】
→超必須アイテム(後述) - 簡易テント【砂・紫外線対策】
→なくてもOK - ビーチサンダル【砂対策】
→クロックスのような、ゆとりあるものを - 水着の上に羽織るもの【寒さ・紫外線対策】
→大きなタオルでもOK
※タオルを首にかけて、首後ろの日焼け対策を! - つばの広い帽子【紫外線対策】
- サングラス【紫外線対策】
- 防水の腕時計
→時間確認にスマホは使いにくい(砂・水が気になる)ので - メガネケース(必要な人のみ)
→ゴーグルケースでも代用可能 - 補食
→バナナ・ゼリー飲料など - スポーツドリンク
- 2Lの空ペットボトル
→水を入れて砂おとしに使う
【手荷物】
- サーフバッグ
→「濡れたもの・濡れてもいいもの」を入れる - ボディバッグなど
→「濡らしたくないもの」を入れる - タオル
→バスタオルくらい大きいのがベスト
※スイムタオルは無くてもOK - 現金(5,000円くらい)
→交通費・飲食 +α - 保険証のコピー
- 必要書類
→エントリー表(コロナ禍では体調確認表なども) - 折り畳み傘
- ポリ袋
→スーパーで惣菜や野菜を入れるサイズでOK
※ウェットスーツを着るときにも大活躍 - スマホ・貴重品を入れる袋(防水)
→ジップロックでもOK
【医薬品】
- 日焼け止め
→シーズンによって、クラゲ除けクリームを使用 - アフターサンケア(日焼け後のジェル)
→アローバジェルなど - クラゲに刺された時の塗り薬
ex)ムヒアルファEX - キズ薬
ex)オロナイン軟膏 - バンドエイド
- その他常用薬
ex)芍薬甘草湯(コムレケアなど) → 足がつらないように使う
このように、かなりたくさんあるので前日に慌てて準備するのはアウトです。
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持って行って(持っていけば)便利だったもの
リストからの抜粋で、以下についてサクサク説明しますね。
- 度付きゴーグル(OWS用)『イーグル│アクアスフィア』
- レジャーシート【超必須】←砂対策
- 防水の腕時計
- 補食『アミノバイタル』
- 2Lの空ペットボトル←砂対策
- サーフバッグ
- ポリ袋
- スマホ・貴重品を入れる袋(防水)『ジップロック』
- クラゲ除け用日焼け止め『SAFE SEA(セーフシー)』
- アフターサンケア(日焼け後のジェル)『アローバジェル』
- クラゲに刺された時の塗り薬『ムヒアルファEX』
- キズ薬『オロナイン軟膏』
- バンドエイド
- 芍薬甘草湯(コムレケアなど)
度付きゴーグル(OWS用)『イーグル│アクアスフィア』
競泳と違って、OWSは前方や周囲の
- 進行方向(ブイ・景色)
- 競技者
を常に確認しながら泳がないといけません。
なので、視野の広いOWS用ゴーグルがベスト。
また、天気が悪いと暗くて見えにくくなります。
ミラーレンズよりカッコ悪くなりますが、クリアレンズを選ぶのが無難です。
僕が実際に使ったゴーグルはこちら↓
アクアスフィア社(イタリア)の「イーグル」というOWS用ゴーグルです。
探した限りOWS用ゴーグルで唯一の度付きでした。
度数は-0.5刻みで、交換レンズが用意されています。
レジャーシート【超必須】←砂対策
レジャーシートはマジで必須です。
自分の体と荷物のスペースが必要になるので、かなり大きめでもOK
防水の腕時計
OWSの大会会場に時計があるとは限りません。
選手の招集時間はアナウンスがありますが、招集・スタートまであと何分あるか分かれば
- トイレ
- 軽食
など、計画をもって行動できます。
時計着用での出場が認められている大会もあるので、GPS機能付きだと自分の泳ぎを振り返ることもできますよ!
補食『アミノバイタル』
レース前の補食として、アミノバイタルを持っていきました。
2Lの空ペットボトル ←砂対策
ちょっと砂を落としたいときに重宝します。
(わざわざシャワーに行くのは現実的じゃないですよね)
当日、お隣にいたパリピなおじさんは持ってたので、すごく羨ましかったです…
サーフバッグ
文字通り、サーフィン用のバッグです。
サーフボード以外は持ち物がほぼ同じなので、OWS用としてもバッチリ!
僕が実際に持って行ったバッグがこれ↓
バケツ代わりになるレベルで、水を通しません。
ウェットスーツ・バスタオル・着替えなどを入れても余裕の大きさでした。
ポリ袋
スーパーで惣菜や野菜を入れる、あのサイズのポリ袋です。
(レジ袋でもOKですが、わざわざ3円や5円出して買うのもな…って理由で、ポリ袋推し。)
替えの下着類を入れておくのにも良いですし、濡らしたくないものを放り込むこともできます。
そして、ウェットスーツを着るときに大活躍します。
ウエットスーツを楽に着る方法│雑誌DIVER
※5:00のところから
僕はレンタルしたウェットスーツがピチピチ過ぎて、ビニール袋無しで着ることは不可能でした。
スマホ・貴重品を入れる袋(防水)『ジップロック』
海で水濡れや砂を気にせずにスマホを使うには、防水対策が必要です。
こういう防水ケースが一番安心ですが
海でがっつりスマホを使うわけでもないなら、ジップロックでもOKですね。
ジップロックは液体でも保存できる性能があるし、入れたまま操作もできます。
お風呂にスマホを持ち込むときに使用している人もいるとか。
クラゲ除け用日焼け止め『SAFE SEA(セーフシー)』
クラゲが怖かったので、日焼け止めはクラゲ除けの成分も入っているものを購入しました。
実際に買ったのは『SAFE SEA(セーフシー)』
クラゲを寄せ付けないのではなく、「クラゲが寄ってきても仲間だと思わせる成分が入っているので刺されない」という仕組みだそうです。
使い方は普通の日焼け止めと同じ。
「SPF50・PA++++」の最強クラスの性能を選びましたが、白残りもなく使えました!
アフターサンケア(日焼け後のジェル)『アローバジェル』
さて、残念ながら最強の日焼け止めを使っても、ある程度の日焼けは避けられません。
OWS大会当日夜の、首後ろの様子。
ほぼヤケドに近い状態になってますw
手首・足首も同じような感じでした。
日焼け後のアフターケアには、昔からアローバジェルを使っています。
これを塗るか塗らないかでは、翌日からが大違いなので必須ですね。
クラゲに刺された時の塗り薬『ムヒアルファEX』
クラゲ予防に加えて、治療薬も前もって用意しておくと万全です。
『ムヒアルファEX』
蚊・ダニ・ノミ・毛虫・ムカデ・クラゲなどによる虫さされ・かゆみにも効果を発揮。
キズ薬『オロナイン軟膏』
砂浜で足を切ったり、砂利で靴擦れになったりしたときに重宝します。
『オロナイン軟膏』
キズ口を消毒し、化膿を防ぐ。
バンドエイド
同じく、ケガをした時に役立ちます。
絆創膏はどのメーカーを選ぶかで品質に雲泥の差があるので、特にこだわりがなければ「ジョンソン・エンド・ジョンソン(Johnson & Johnson)」一択ですね。
『BAND-AID(バンドエイド) 肌色タイプ スタンダードサイズ』
通気性が良く、水の中でもはがれにくい。
芍薬甘草湯(コムレケアなど)
足がつらないように使っています。
『コムレケア(芍薬甘草湯)』
足のつり(筋肉のけいれん)、こむらがえりを治す薬
マラソンとかならポーチに入れて競技中に使用できますが、水泳は無理なのでレース直前に飲んでいますね。
マラソンのスポーツドクターも、芍薬甘草湯を持って走っています。
もちろんドーピングにはなりません。
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持って行ったけど、不要だったもの
ここからは、会場に持って行ったけどあまり活躍しなかったものを紹介します。
- スイムタオル
- ワセリン
- マリンシューズ
- 濡れ物を入れる用のビニール袋
- 予備の服
スイムタオル
多かれ少なかれ砂にまみれるので、スイムタオルを使う場面はありませんでした。
使うとしても、屋内シャワーの時くらいなので持っていなくても大丈夫です。
ワセリン
ウェットスーツの擦れ防止に、ワセリンが良いらしいです。
でも、僕は上下ともに長袖のラッシュガードの上からウェットスーツを着たので、ワセリンを使う必要がありませんでした。
※追記※
日焼けが落ち着いてきた頃に、首の後ろの皮膚が若干固くなってガサガサしてきました。
おそらく、泳いでる間にラッシュガードを超えてウェットスーツが皮膚と擦れていたんだと思います。
なので、首元にワセリンを使っておけば良かったかも…
マリンシューズ
砂が中に入ってる状態で歩くと擦れて、足の皮がむけてしまいました。
マリンシューズを脱ぎ履きしないような海水浴なら最高なんですけど、単純にOWSのような素足⇔マリンシューズを往復するような使い方には合っていなかったかなといった感じ。
マリンシューズみたいなしっかりした構造だと、一度中に砂が入ったら全部とるのは難しいので、クロックスみたいなサンダルがベストですね。
濡れ物を入れる用のビニール袋
「濡れたもの・濡れてもいいもの」を専用のバッグ(サーフバッグ)に入れるようにすれば、濡れ物を入れるためのビニール袋は不要です。
濡れた水着などをビニール袋に入れてしまうと、中で蒸れてしまって痛みの原因になってしまいます…
(スイムタオルに水着等をくるんで持って帰るだけ)
予備の服
念のために持って行った余分な着替え達、はっきり言って邪魔でした 笑
使わなかったにも関わらず、ウェットスーツの水分や砂がついたので全部洗う羽目になったのも面倒でしたね…
※当日の服装については、別の記事で詳しく解説しています↓
まとめ
実際に、OWS大会に初出場した経験を踏まえて
- OWS大会の『持ちものリスト一覧』
- 持って行って(持っていけば)便利だったもの
- 持って行ったけど、不要だったもの
以上について、解説してきました。
大会直前になってからテキトーに準備したら、当日確実に後悔することになると思うので、この記事を参考にしっかり準備してくださいね!!